枝豆の旬は夏というイメージですが、10月でも出回っている品種があります。丹波黒という黒豆の枝豆です。
粒が大きくて味の濃い高級品種。手に入ったらせっかくなので「よりおいしくいただきたい」とそう思うのですが・・・

枝豆の塩ゆでってどうするのが一番おいしいんだろう?
という素朴な疑問がわいてきました。
ゆで時間?塩加減?塩を入れるタイミングは?
失敗したくない人はこの記事をどうぞ。誰でも作れるおいしい枝豆の塩ゆでをシェアします。


枝豆をおいしく食べたいなら少しの水で蒸すのがオススメですよ
フライパンで簡単にできるからやってみて
枝豆は少量の水で蒸すようにでゆでるのがおいしいのです。プリプリの歯ごたえと、しっかり濃い豆の味を残すには水の量がポイント。
圧力鍋とか無水鍋とか特別な鍋を持っていない人でもフライパンで調理できます。やってみてね。

枝から取った枝豆は、泥がたくさんついています。水でしっかり洗い流しましょう。
味の入りを良くするためです。豆のギリギリのところまでハサミでカットしましょう。
洗った豆をサヤの上から、ちょっと多めの塩(枝豆200グラムに対して小さじ1くらい)でしっかり塩もみします。

枝豆の下味になるよ

こうすることで枝豆の青臭さが抜けるのです
ちょっと面倒だけど、生の枝豆が出回る時期は限られています。ていねいに処理しておいしくしましょう。
枝豆を冷蔵庫から取り出して、洗い流さずにそのままフライパンにうつします。
枝豆200グラムに対して100mlの水を入れます。

水は少なくても豆から出てくる水分があるから大丈夫!
できれば蒸気の穴が空いていないフタがあれば安心です。水分の蒸発を防げます。
枝豆の量が多い時は5分くらい追加で加熱してみてください。弱火でじっくり蒸し焼きにすることで枝豆のおいしさがしっかり出ます。
ヘラで混ぜながら水分を飛ばし、チリチリとサヤにちょっとこげめがつくくらいに炒めます。
ゆでたて熱々がサイコーにおいしい枝豆のできあがりです。好みで塩を振ってね。
水をかけて冷まさないで、うちわであおいで冷ますようにしましょう。

食べてみて固かったらもう一度フタをしておくと、余熱で火が通るよ
枝豆のおいしいゆで方を、ご理解いただけましたか。きっと早くやってみたくなったと思います。

あやうく味見が止まらなくなるところでした
- サヤの両端をハサミで豆のギリギリまでカット
- しっかり塩をもみ込んで冷蔵庫で冷やす
- フライパンに豆と水100mlを入れてフタをする
- 弱火で10分間じっくり火を通す
- フタを開けて中火 水気を飛ばしながらサヤごと炒める
たっぷりの水でガンガンにゆでるのではなく、少しの水でじっくり加熱するのが正解でした。
歯ごたえを残し、枝豆の旨みが凝縮されるポイントは水の量と火加減でした。
読者のみなさまも、旬の枝豆をおいしく召し上がってください。
